ある日、スキレットを買ってきた夫。


また、何か作りたくなったのか?
「アヒージョ食べてみたくて買ってきた。」
という夫。
アヒージョってオリーブオイルの中に具材入れる料理だよね。そんなおしゃれな料理作ったことないのに。
どうやら、YouTubeの影響でまた夫の作りたい意欲が高まったみたい。

またこの前のホットケーキの時みたいに私が楽できるならいいか(*^▽^*)
前回の様子はこちらからどうぞ👇
一緒に買い出し
いつも行くスーパーで、エビ、タコ、アサリ、マッシュルームなどをカゴに入れて、
隣を見ると夫がいない!!
どこに行った?
キョロキョロ。
おっ、お肉売り場にいるじゃないか。
しかも、禁断の場所の牛肉コーナー

おい、ちょっと待て。
そこはレッドゾーン。
ヤ、ヤバイ、牛肉食べたとか言い出すつもりか?
恐る恐る近づくと、まるで子供がお菓子売り場でおねだりするかのように
「ローストビーフってこの肉で作るの?」
と聞いてくる。
牛肉の塊肉を少女マンガの主人公のように目を
キラキラ輝かせながら見ている。

ローストビーフは誕生日とか特別な日しか作らないって決めてるじゃないか。
今日は何もないフツーの日だぞ。
「今日、ローストビーフも作ってみたい!!」と張り切っている。

また始まった、夫の「やってみたい」が・・・。
でも、アヒージョとローストビーフ、この組み合わせ悪くないかも。
ここで夫の創作意欲なくしたらこれから何もやらなくなるかも。
よし、ここは夫の成長のため・・・。
調理開始!
まずはローストビーフから。

「カーン」ゴングが鳴りました。
夫選手と牛肉選手の格闘開始です。
ブスッブスッ。夫選手が牛肉選手にフォークを荒々しく突き刺し穴を開けます。牛肉選手は抵抗できません。牛肉選手苦しそうです。
サッサッ。夫選手、次はスパイス攻撃です。おーっと、牛肉選手反撃開始、スパイスを振り払おうとし、夫選手スパイスをこぼしてしまいました。しかし、牛肉選手さっきのフォーク攻撃のキズが痛むのか、夫選手スパイス攻撃をうまくかわしきれません。スパイスまみれになってしまいました。
ジュージュー。夫選手、次は熱くなったフライパンの上に牛肉選手をのせて、あぶってます。牛肉選手なにもできず、ゴロゴロ転がされてます。
「カンカンカーン」試合終了のゴングがキッチン会場に響き渡ります。
夫選手の圧勝です。
夫選手、牛肉選手を持ち上げアルミホイルに包み込み冷蔵庫で休ませてあげています。
なんとも優しい夫選手。
拍手で夫選手の勝利をたたえましょう!!

いつもなら自分のやり方でやって失敗することもあるけど、夫は肉料理で失敗したくないからだろうか、説明書通りにやって順調だ!
嵐の前の静けさにならないといいが・・・。
次は、未知の領域「アヒージョ」

ちょっと待って!!
買ってきたスキレットじゃ小さいんじゃない。
材料全部入らないよ。
仕方ないから、いつも使ってる深いタイプのフライパンを用意した。
タコを切り、アサリを洗いエビの背ワタを取った。

材料、多いよなぁ。
少し買いすぎたと思ったけど、これ全部入れるつもりじゃないよねぇ。
途中で入らないことに気付いて材料残せば明日のお昼に使うど・・・。
次の瞬間、アサリをドバー!次から次へと材料をぶち込んだ。
通勤電車に乗り込むサラリーマンのように押し込まれていく食材達。
おまけに貝殻がポップコーンみたいに弾き出し、偉そうな政治家のように大股を広げて場所を占領している。

あちゃ~やっちゃった!!!
あれもこれも全部いれちゃったよ`(*>﹏<*)′
オリーブオイルに浸かってない食材がいる。駅員が乗客を押し込むように、一生懸命箸でつっついて押し込まれいく。

こんなにたくさん作っちゃって💦
3人で全部食べられるかなぁ??
このままじゃ火が通らないかもと思った夫は、
最後の必殺技、蓋をする。

気が付くと最後は、形になってよかった、よかった。

一時はどうなるかと思い心配したけど、火が通ったみたいで
一安心。
美味しそうにできてる
φ(゜▽゜*)♪
テーブルへ
ローストビーフを切り、お皿に盛り付け、フランスパンとアヒージョも食卓へ

お~、いつものご飯より豪華になってる(*^▽^*)
食べるのが楽しみ!!
買い出しの時、ローストビーフの材料買ってよかった。
食べた感想は次回のお楽しみ。
こうご期待!!!
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